起業したい人必見!起業家に必要な力4つを教えます

起業家になると決意した時、必要なマインドがあるのとないのでは、大きな違いを生みます。成功している起業家には共通点があり、それを見習うことで成功に近づけるでしょう。

今回は、起業したい人向けに、起業家に必要な4つの力を紹介します。将来起業したい人は、参考にしてください。

 

起業家に必要な力1.変革力

起業家に必要な力のひとつ目は、変革力です。起業家は常識にとらわれず、常に上を目指す変革力を持ち合わせていなければなりません。

 

・常識にとらわれない

起業家としてビジネスを考える時、常識にとらわれないことが重要です。「これが本当にマストなのか」という懐疑的なマインドを持ち続けましょう。だれも想像していなかったところから、成功の芽が生えることもあります。

既存のビジネスモデルを踏襲しつつ、より良くしていくイノベーションを意識することが重要です。

 

・常に上を目指す

少しうまくいき始めたからといって、努力を怠っては競合他社に追い抜かれかねません。常に前進、常に改善、常に向上の姿勢を忘れないようにしましょう。

 

・失敗をおそれない

多くの人は失敗をおそれて行動しません。だからこそ失敗をおそれずに進んだ先は、ライバルが少なく、頭一つ抜きんでるチャンスがあります。成功している起業家は、誰よりも失敗した経験があるのです。

 

 

起業家に必要な力2.チームをつくる力

続いてはチームを作る力です。一人で成功している人は少なく、多くの起業家は周りの力を借りています。

起業家にとって大切な存在は「信頼できる部下や仲間」です。命令だけでは、仲間の本当の能力を把握することはできません。

信じる勇気を持って仕事を任せて、その結果を評価することが重要です。

「ビジネスは人」これは昔から言われている格言です。人がビジネスを推進する以上は、利益優先で人を疎かにしてはいけません。人間力のある起業家を目指せば、自ずと人と信頼関係を築けるようになります。

また、チーム全体に目標を共有し、一丸となって頑張ることが成功への最短ルートです。目標を共有すると「誰が何をすべきかが明確になる」「作業の効率が上がる」といったメリットを生みます。

目標を共有する結果として、チーム内には共感が生まれ、それぞれの立場や視点を尊重することがチーム全体のメリットであることを理解するようになります。

 

 

起業家に必要な力3.数字にこだわる力

3つ目は数字にこだわる力です。

 

・儲ける力がないと意味がない

起業はボランティアではありません。儲けであるキャッシュポイントを生み出す力が必要です。入念にビジネスモデルを考案し、大きな儲けを生み出すポイントを見出す努力をしましょう。

 

・当たり前のことを徹底しておこなう

当たり前のことを当たり前にできずして飛躍はないと考えることが大切です。何事も基本を大切にして、そこから発展、成長していくものです。

 

謙虚な姿勢で、努力を続けられる起業家を目指しましょう。「初心忘るべからず」です。

 

・お客様目線で考える

ビジネスは自分の希望通りにコントロールできるものではありません。お客様ありきで、利益もお客様がもたらしてくれるものです。

常に世間の声に耳を傾けて、不満やニーズを汲み取る努力を怠らないことが大切です。

起業家は、お客様の立場にもなれる人が向いています。

 

 

起業家に必要な力4.やり抜く力

最後はやり抜く力です。大きな夢をもっても、それをやり遂げるまでには問題も起こるでしょう。困難を乗り越え、達成できる人こそ成功できます。

 

・理想を持ち続ける

まだ科学技術があまり発展していなかった時代、人類は月へ到着しました。これは、必ず月へ行けると信じて、諦めずに理想を持ち続けて進んだことに起因します。

「理想を現実にすること」が起業の楽しみでもあり、人類社会の発展のための使命と考えるようにしましょう。

大義名分は起業家にとって大きなモチベーションにつながります。

 

・途中であきらめない

起業家が今のビジネスに疑念を抱いた時、危険を感じた時、早々に方向転換することは良いことですが、そこであきらめる人は起業には向いていません。

 

起業家として必要な考え方として「GRIT」を紹介します。

 

グリットとは、

  • Guts(度胸):困難なことに立ち向かう
  • Resilience(復元力):失敗しても諦めずに続ける
  • Initiative(自発性):自分で目標を見据える
  • Tenacity(執念):最後までやり遂げる

です。これらを常に意識して日々を過ごすと、大きなところに到達できるかもしれません。

 

 

まとめ:起業したい人はすぐ行動しよう

起業家としての資質があるかどうかは「有言実行」でわかります。今、革新的なビジネスモデルを思いついているなら、今すぐに起業することをおすすめします。

なぜなら、時期が経つと同じビジネスモデルを思いついて起業する人が現れる可能性があるためです。

また、起業するタイミングは人生の中で早いに越したことはありません。一度の起業で成功を収められるかは誰にもわからないからです。

理想を現実にする日を信じ、「ビジネスはマラソンのようなものである」という多くの起業家の教えも意識して、夢をかなえましょう。

経営SCOPE「起業家インタビュー」もぜひ参考にしてください。